美容クリニックで働く看護師って何歳まで働けるの?年齢制限はある?
容姿はやっぱり関係あるの?
これから美容クリニックへの転職を考えている方にとっては、実際どうなのか知りたいという方も多いですよね。
美容看護師の年齢制限の本当のところや容姿による顔採用があるのかについてまとめてみました。
美容看護師は何歳まで働けるのか?
美容看護師って20代や30代の比較的若い看護師が多いイメージなので、40代になって続けられるのか、一体何歳まで働けるのか気になる方は多いですよね。
40代や中には50代で働いている人はいるが少数
クリニックによるところはありますが、美容クリニックには、40代で働き続けている人もいれば、かなり少数ですが50代で働いているという看護師もいます。
美容看護師だからといって必ずしも、40代や50代になると働けないというわけではありません。
クリニックによっては、人数は限りなく少なくなりますが、40代や50代で働き続けている看護師もいますよ。
結婚・出産で辞める看護師は多い
美容クリニックの8割くらいは20代から30代前半で占める場合が多いのが現実です。
結婚や出産といったライフステージの変化によって辞めていく看護師は多いので、40代や50代で残り続ける看護師はあまりいません。
ただ、最近はママさんナースのための時短勤務の制度がクリニックでも導入されつつあることからも、これからは美容クリニックを続けながら40代や50代になっていく看護師はもう少し増えていくということも考えられます。
ほとんどの場合、ライフステージの変化によって美容クリニックを30代のうちに辞める人が多いですね。
病院に戻りたくなる看護師もいる
中には、美容クリニックで数年働き続けていたけれど、やっぱり病院がいいと言って出戻るケースもあります。
お客様相手の仕事を続けて行く中で、やっぱり患者さん相手に寄り添った看護をもう一度したいと思いなおす人もいたりもします。
美容看護師としての経験で独立する人もいる
最近多いのは、美容看護師としての経験をした上で、インスタグラマーやユーチューバーとして発信をして広告収入を稼ぐというやり方をしている人も多いです。
インスタグラマーやユーチューバーで十分に稼げると分かった人は、若いうちに美容看護師を経験をしておいてやめて独立をしている人も出てきていますね。
美容看護師の年齢制限はあるの?
これから転職で美容クリニックを考えている方にとっては、年齢制限があるのかないのか気になる方もいるでしょう。
美容看護師の求人で年齢制限が設けられることはない
美容クリニックの看護師の求人に関わらずですが、基本的にクリニックが求人を募集する場合、年齢制限を設けての募集をすることはできません。
厚生労働省は平成19年から事業主が労働者の募集において年齢に関わりなく均等な機会が与えられるべきとして、年齢制限の禁止の義務化をしているからです。
そのため、40歳までの方といった書き方が基本的にはできなくなっています。
20代・30代前半を中心に採用されやすい
ただし、求人によっては、
- 長期キャリア形成のため30歳前半くらいまでの方
- 20代歓迎
といった書き方をしていることがあります。
その場合は、年齢制限で40代が受けられないというわけではないですが、クリニックの採用方針として20代の若い人を採用したいと考えていると読み取っていいでしょう。
20代歓迎の求人に例えば30代や40代で応募した場合、クリニック側がほしい人材とはかけ離れてしまうこともあるので気を付けて求人内容はしっかりと読んでおきたいですね。
もちろん、20代歓迎の求人であっても30代や40代だと受からないというわけではないので、自分のこれまでの経験を武器に積極的に応募はしていきましょう。
年齢よりも病棟経験2~3年・オペ経験があるのが重要
美容クリニックによっては、年齢よりも病棟経験が少なくとも2~3年ある看護師やオペ介助の経験のある看護師を求められる傾向があります。
美容クリニック未経験可能な求人は多いのですが、実際には一定の経験以上を求めている場合はあります。
年齢制限よりもどちらというとこれまでの経験の方が大切ですね。
美容看護師の容姿は関係あるの?
美容看護師として転職を考える看護師さんからよく聞かれることの1つに容姿は関係あるかどうかがあります。
結論から先にお伝えすると、ここ数年の採用の傾向を考えると容姿は重要視されておらず、それ以外の部分の方が大切です。
容姿ではなく清潔感があるかどうか
美容看護師は容姿ではなく、清潔感があるかどうかの方が重要です。
確かに、美容クリニックで働く看護師の中には、美人な看護師さんも多いです。
日頃から美容に気を遣っていて美容が好きという人が多いことからも、美人な人も集まりやすい傾向にはあります。
とはいえ、どちらかというと受付カウンセラーの方が容姿は見られる傾向にはありますが、看護師の場合は、まず容姿で判断されることはありません。
容姿よりも清潔感があるかどうか、お客様に不快感を与えないかどうかの方が容姿よりも重要ですね。
容姿よりも肌質の方が重要
美容クリニックでも美容皮膚科もある場合は、特に、容姿よりも肌質などが見られることがあります。
美意識の高いお客様が多いので、そこで働く看護師が肌がボロボロで荒れていたりすると、クリニックとしてのイメージも悪くなってしまいますよね。
現状、肌が荒れ気味という人は、面接までに基礎化粧品を駆使して肌質ができるだけ良く見えるようにお肌の調子を整えていきましょう。
どうしても無理ならメイクでうまく肌荒れをカバーしておきたいですね。
容姿よりも表情やマナーが大切
脱毛レーザーの施術も行っているクリニックでは、容姿よりも看護師の表情が明るいかどうかや最低限のマナーがあるかどうかの方が見られています。
未経験で美容看護師として働き始めた場合、まず最初は繰り返し作業の多い脱毛レーザーの照射からスタートすることがほとんどです。
いきなりオペ介助に入ることはめったにないので、脱毛レーザーの施術を通して直接お客様と接することになります。
看護師であっても最低限のコミュニケーションをとることからも、明るい表情をしているかどうか、マナーはあるかどうかの方が容姿以上に重要ですよ。
容姿よりも志望度や勉強熱心かどうかが重要
看護師の容姿よりも、なぜ美容クリニックで働きたいのかや、なぜうちのクリニックで働きたいかの方が面接官は気にしています。
美容クリニックに転職してきてもすぐに退職されては困るので、志望度が高いのかどうかや美容の知識を積極的に学んで吸収していこうという姿勢があるかどうかの方が大切です。
最後に
上記のことから、
- 美人じゃないから美容看護師なんて…
- きれいな人ばかり多そうで気が引ける…
看護師として働くならそんな風に思う必要は全くありません。
容姿に自信があってもなくても、美容看護師として働きたいという思いを大切にして向上心を持っていれば、きっと志望しているクリニックからの内定を勝ち取れるはずですよ。
大手から個人経営まで美容クリニック求人が豊富!
レバウェル看護では、大手から個人経営の美容クリニックまで求人が豊富。美容クリニック以外にも日勤常勤の求人も多いので、日勤だけで働きたいという方はチェックしておきたい転職サイトです。
良くも悪くもリアルを教えてくれる!
看護師の利用者数は40万人を突破!(※2019年度実績)利用者の満足度調査では、「アドバイザーの対応」「紹介求人の質」「病院・施設との交渉力」で1位も獲得しています。(2022年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職)
コンサルタントが職場のリアルをよく知っていて、良い面だけではなく悪い面もふまえて教えてくれるのでギャップの少ない転職が可能です。
\希望を伝えて自分に合った職場を紹介してもらいましょう/