新人看護師でもう辞めたいよ!もう無理だよ!って人も結構多いのではないでしょうか。
私自身、転職エージェントを2社経験してきたのですが、辞めたい新人看護師から相談を受けることがよくありました。
新人看護師という立場で辞めたら幸せになれる?と気になる方のために、ぶっちゃけてリアルな現実をお伝えできたらと思います。
Contents
新人看護師の辞める時期は?
まずは、新人看護師が辞める時期はだいたいこの時期に集中していることが多いです。
入職してすぐ
新人看護師が辞める時期として、入職して1カ月目の時期に既に辞めたいと転職を考える方も中にはいます。
私が担当した新人看護師さんで一番最短だったのは、オリエンテーションが終わって1週間後。
転職エージェントに登録してきた時には、既に退職済み。
悩みを聞いてあげたりもう少し頑張れるようにフォローしてあげることもできませんでしたが、教育体制の整った看護部の雰囲気の良い別の病院にすぐに転職して事なきを得ました。
看護部のピりついた空気がどうしてもダメで、先輩看護師も厳しく、入ってすぐに陰口を言うような意地悪な看護師もいて辞めてしまった方でした。
入職してすぐでも転職ができないわけではありませんが、今あなたが入職してすぐ辞めたいと考えているのであれば、できるだけ冷静になって落ち着くようにしましょう。
3か月目
入職して3か月目も新人看護師が辞めやすい時期。
最初は患者さんの言葉も聞き取れなかった方でも、少しずつ分かるようになってきたり、申し送りも慣れてくるタイミングでもありますが、この時期に辞める看護師の多くはプリセプターとの相性が悪いと感じる看護師が多いですね。
恵まれて優しい先輩看護師であれば、分からないことも聞きやすかったり、大丈夫だよと前向きな言葉で励ましてくれたりしますが、嫌な先輩プリセプターについてしまうと結構苦労してしまう新人看護師も…。
新人看護師にとっては何をするにも時間がかかり、記録を取るにもまだまだ大変難しい時期ですが、この時期にプリセプターとの相性でも成長できるかどうかが変わります。
そんなタイミングで先輩看護師と相性が悪いと辞めたい…と悩んでしまう人もいるでしょう。
入職して6か月目
入職して6か月目も辞めやすい時期で、この時期に辞める理由で多いのが体調不良。
早い人だと8月くらいから、遅い人でも秋には新人看護師でも夜勤に入り始めます。
夜勤のある不規則な生活で自立神経も乱れがちになります。
そのうえ、人数の少ない夜勤にプレッシャーを感じる新人看護師も少なくなく、夜勤が怖い…と感じて辞めたくなってしまう人も。
新人看護師としての山場の時期でもあるので、体調を優先しながらなんとか乗り越えたい時期でもあります。
また、同じ時期に入職した新人看護師との差もはっきりと出てくる時期なので、自分が遅れていると自信を無くしてしまう人もいます。
入職して1年後
最も多いのは新人看護師として1年が終わる時期。
年を明けて1月、2月くらいから年度末の退職を見据えて、転職エージェントにも大量の看護師が登録してきます。
新人看護師で辞める理由は、
- 職場の人間関係の問題
- 看護師への教育体制の不満
- 過度なプレッシャー etc
人によって理由は様々なものがありますが、何かしら職場に不満を抱えている場合、年度末ということもあって退職を言い出しやすいというところも影響しているところはあるのかもしれません。
新人看護師が辞めたら幸せになれるのか?
では、新人看護師が辞めたら本当に幸せになれるのか?というところですが、辞めても新しい職場で幸せに働いている新人看護師の方が多いです。
もちろん、転職後でも新しい職場に馴染むまで、慣れるまでの間は大変。
でも、やっぱり元の職場の問題だったところから解放されて、しばらくすれば、幸せという人が多いですね。
一般的に、看護師は3年働いてやっと基礎となる土台ができると言われることがあります。
でも、不満を抱えながら同じ職場で働き続ける3年と、気持ちよく周りとも協力しながら働いていける環境で働ける3年とでは大きく成長度合いも異なります。
本当に看護師として成長できるのは、後者。
周りとの協力関係があり、自分を成長を後押ししてくれるような職場環境であれば、一度、最初の病院を辞めても、新しい職場で気持ちよく幸せに働き続けられている人がほとんどですよ。
新人看護師で辞めたいと思ったらどうすればいいの?
新人看護師で辞めたら幸せ!と書きましたが、誰に対しても転職をおすすめしているわけではありません。
新人看護師で辞めたいと思ったらまずは次のことを考えてみるようにしましょう。
入職から今までできるようになった事を思い出す
新人看護師で辞めたいと思っている人のほとんどが自信をなくしてしまっている人ばかり。
同じ時期に入職した他の新人看護師と自分とを比較して落ち込んだりしていませんか。
他人と比較をするのではなく、入職から今まで自分が何をできるようになったのかを具体的に考えてみることで少しでも自信がついてくるはずです。
今の職場で問題を解決ができないかどうか考える
今あなたが辞めたいと悩むほどの問題は、今の職場で解決することはできないか考えてみましょう。
人によっては、プリセプターを変えてもらう、部署を移動することで、今の職場でも働き続けることもできます。
安易に転職を考えるのではなく、今の職場でうまくいく方法はないのかも冷静になって考えてみましょう。
それでも辛いなら他の職場を見てみるのもあり
それでも辛いのであれば、転職エージェントから情報をもらったり、実際に他の病院の見学に行ってみるのもおすすめ。
見学に行ってみて違うと思えば、転職しなければいいだけ。
転職をするしないは別にして、今の職場と他の職場を比べることで、今の職場の問題点が浮かび上がったり、逆に、今の職場の良いところも浮かび上がることがあります。
職場環境を変えることで幸せになった人もたくさん見てきたので、本当に悩んでいる人は相談してみてくださいね。
大手から個人経営まで美容クリニック求人が豊富!
レバウェル看護では、大手から個人経営の美容クリニックまで求人が豊富。美容クリニック以外にも日勤常勤の求人も多いので、日勤だけで働きたいという方はチェックしておきたい転職サイトです。
良くも悪くもリアルを教えてくれる!
看護師の利用者数は40万人を突破!(※2019年度実績)利用者の満足度調査では、「アドバイザーの対応」「紹介求人の質」「病院・施設との交渉力」で1位も獲得しています。(2022年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職)
コンサルタントが職場のリアルをよく知っていて、良い面だけではなく悪い面もふまえて教えてくれるのでギャップの少ない転職が可能です。
\希望を伝えて自分に合った職場を紹介してもらいましょう/